2021/02/16

Windows 10 May/October 2020 Update(ver 2004/20H2)のクリーンインストールと Sysprep

新バージョンが出るたびに試してきたけど、ver 2004/20H2 はこのブログに記録してなかったので、ver 20H2 で改めて。ver 2004 も同じだと思うけど、もう意味ないので試さない。(追記:ver 21H1 もこれでOK)

1. ネットワークから切断した状態(仮想マシンの場合は、ネットワーク アダプターを未接続に)で Windows 10 Enterprise x64 をインストール メディアからクリーンインストール。er 2004 以降、インストール先ディスクを選択するだけ、Windows セットアップお任せのパーティション構成でお任せで OK。ローカル(オフライン)アカウントでセットアップ。


2. ビルトイン Administrator を有効化してパスワードを設定し(lusrmgr.msc で)、Administrator でサインインして、インストール時に作成したローカルアカウントのプロファイルとアカウントを削除してしまう(sysdm.cpl と lusrmgr.msc で)。Sysprep で一般化したときに Administrator は無効化されます。

3. クリーンインストール直後の場合は、コマンドプロンプト(管理者)で以下のおまじない。(まだ Sysprep したことないイメージで、以前に以下のコマンドを実行済みであれば実行不要)

Schtasks.exe /change /disable /tn "\Microsoft\Windows\AppxDeploymentClient\Pre-staged app cleanup"

4. gpedit.msc で以下のポリシーを設定。(必要な理由についてはこちらを参照)

・コンピューターの管理\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\クラウド コンテンツ\Microsoft コンシューマー エクスペリエンスを無効にする:有効
・コンピューターの管理\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\ストア\更新プログラムの自動ダウンロードおよび自動インストールをオフにする:有効
・コンピューターの管理\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\ストア\最新バージョンの Windows への更新プログラム提供をオフにする:有効

4. gpupdate でポリシーを適用。

5. ネットワークを接続。

6. Windows Update&再起動。Microsoft Edge Chromium もアップデート。(その他に、イメージに含めたい、Sysprep 対応の Windows の機能やデスクトップ アプリケーションがあればインストールしとく。)

7. 3 で設定したポリシーを未構成に。

8. コマンドプロンプト(管理者)で Sysprep を実行。(/mode:vm は仮想マシンの場合にお好みで)

C:\Windows\System32\Sysprep> sysprep /oobe /generalize /shutdown /mode:vm


まぁ、直近のバージョン(ver 1803 以降)と変わらないってこと。

Windows 10 Nov 2019 Update(ver 1909) のクリーンインストールと Sysprep
Windows 10 Enterprise バージョン 1803、ビルド 17134.48 の Sysprep イメージの作成に失敗と成功

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